vol52 「カオチェー」(khaao chee) ペップリー県発祥のちょっとびっくりタイ料理

タイで暮らす

タイ料理といえば、何を思い浮かべますか?
カオマンガイ、ガパオライス、プーパッポンカレーは有名ですよね。

わたしも日本にいるころからタイ料理は大好きで、
東京なら三田にあるMuu Tokyoのカオマンガイやムーガタ、
新橋・オールドタイランドのパッタイ、
大阪なら梅田のマンゴツリーカフェでガパオライスなんかを
よく食べていました。

Muu Tokyo https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131402/13220330/
Old Thailand http://www.sscy.co.jp/oldthailand/
Mango Tree https://mangotree.jp/

ただし今回は、
日本のタイ料理レストランではなかなかお目にかかれないであろう、
ペップリー県発祥のちょっとびっくりタイ料理
カオチェー」です。

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タイ・ペップリー県発祥のタイ料理・「カオチェー」とは

バンコクから南西に約170㎞のところにある、
タイ中部の県、ペップリー県。
このペップリー県発祥と言われる「カオチェー」は、
ごはんを冷水に浸して食べるタイ料理です。

 

ちょっとびっくりしませんか?
ごはんにシチューをかける家庭にも、
ごはんにプレーンヨーグルトをかけるインド人にも慣れましたが、
ごはんを水にひたして食べるのはちょっとびっくり、というか、
日本人には少しなじみにくい料理ではないかと思います。

 

タイはソンクラーンの時期(4月)ごろから暑くなりますが、
暑くて食欲がないときにサラッと食べられる料理として、
ラーマ5世が考案したと言われています。
実は作るのに手間のかかる、宮廷料理です。

 

もう少し正確に説明すると、
かために炊いたごはんのぬめりをしっかりと取り、
ジャスミンで香りづけした氷水に浸して食べます。
干した豚肉をほぐして炒めたものや、赤玉ねぎの揚げ物など、
かなり濃いめに味付けされたおかずと一緒に食べるのが一般的です。

タイ人と宮廷料理 カオチェー実食。味は・・・?

タイ人の友人ボウさんと、
バンコクから約1時間のクレット島(Ko Kret)に行ったときに、
「カオチェー」の有名なお店があるということで食べてきました。

ちなみにクレット島いいところです。
タイのお菓子や素焼きの土器が有名みたいです。

 


こちら。カオチェーです。
ごはん茶わん1杯分くらい。
ごはんと冷水に、おかずが少しついています。

本当にただただごはんと冷水です。
冷水がジャスミンで香りづけされていて清涼感がありますが、
ちょっと慣れないにおい。初めはびっくりするかも。
ごはんに味付けがない分、おかずは濃いめの甘い佃煮みたいです。

 

残念ながらわたしもタイ人の友だちも、
食べる手は早々に止まってしまいました。
「ごはんと冷水」が食べなれないし、独特の香りにも慣れず。
おかずの方も初めは美味しいなと思って食べていましたが、
甘みが強いのがごはんと一緒に食べづらいです。

 

このお店の目玉メニューだったようで、
まわりのお客さんもみんな頼んでいましたが、
半分くらいのお客さんはあまり食べ進められていないようでした。

最後にはボウさんが「なんで~??」
(何でそんなに人気なのこれ??)と叫ぶ始末。

日本人でもおいしいと言う方もいるし、
もしかしたら暑くて食欲の出ない時には
おいしく食べられるのかもしれません。

カオチェーを食べたいときは。

「手間がかかる料理」「宮廷料理」というくらいなので、
屋台やローカルの食堂には通常置いていません。
ホテルのレストランや中級以上のタイ料理店にいけば
メニューにあることもありますが、
4月のソンクランにあわせ、期間限定(3月〜5月ごろ)の場合もあり、
いつでもどこでも食べられるものではありません。

 

旅行者やタイ在住日本人にも人気のレストラン、
Nara Thai Cuisine(ナラ)のカオチェーが有名です。
バンコクにはプロンポンやチットロムにお店があります。
Nara Thai Cuisine

 

日本にもタイ料理屋はたくさんありますが、
カオチェーを扱っているところは少ないようです。
作るのに手間がかかること、
ごはんに水が日本人には受け入れられにくいこと、
カオチェー1品でランチになるわけでもなく、
おかずでもなくコスパが悪いこと
などが理由かなと思いますが、
タイのお祭りの時期に食べられる伝統料理なので、
どこかで見かけたら1回は食べてみても良いかもしれません。

ただし、口に合うかどうかはその人次第です。

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