vol5 タイでねこにひっかかれた話。狂犬病、破傷風etc…海外で気を付けたい病気リスク。

タイで暮らす

タイでよく見かけるノラ犬、ノラねこ。
ノラ犬はかなり大きさがあって怖いのですが、
ねこ好きのわたしにとってノラねこが多いのはうれしい限りです。
人慣れしたねこが多いので、呼ばなくてもねこの方からすり寄ってきます。
写真を撮ったりごはんをあげたりよく遊ぶのですが、
つい先日、よく遊ぶねこにいきなりねこパンチを食らわされ、手にひっかき傷が…。

海外でノラの動物にかまれたり引っかかれたりするのはかなり怖い…
その理由とひっかかれた後の対応をお話します。

なお、医療の専門家ではないので、病気の説明や治療・処置については
参考としてお考えください。
不安なこと、分からないことは必ず医療機関に確認してください。

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ノラねこにひっかかれた!狂犬病・破傷風のリスク、急いで病院へ。

タイ・バンコクにはノラ犬、ノラねこが多く、
わたしのコンドミニアムにも黒ねこやサバトラねこなど、
計5匹くらい住みついています。

ペットとして飼っているわけではなさそうですが、
人懐っこく、わたしもほかの住人もよくねこと遊んでいます。
先日もいつもどおりごはんをあげたりなでたりして遊んでいると、
いきなりサバトラにねこパンチを食らわらされ、右手のひらに小さいひっかき傷が。
ひっかき傷と言っても出血はなく、ちょっと赤くなってヒリヒリはしましたが、
2mmほど皮膚がめくれただけ、さかむけよりも軽いくらいのものでした。
家に帰って手を石鹸で洗い、その日は就寝。

出血もない、けがともいえない程度のひっかき痕だったので放置していたのですが、
海外でノラの動物にかまれたり引っかかれたりするのには狂犬病のリスクがあるので、
2日後に日本語サポートのあるサミティベート病院に行きました。

医師に傷口を見せて2日前にねこにひっかかれたことを説明すると、
狂犬病と破傷風のワクチン接種歴について確認されました。
狂犬病は7年前にワクチンを接種しているのですが、
もう抗体がないだろうとのことで5回接種。
1回目は病院に行ったその当日、2回目は3日後、3回目は1週間後、
4回目は2週間後、5回目は1か月後です。
引っかかれてから約40時間後に病院に行ったのですが、
本当は引っかかれたらすぐに行くべきです。
日本では24時間以内に病院を受診することを推奨されています。

破傷風についても狂犬病ワクチンと同時期にワクチン接種しており、
破傷風ワクチンは10年ほど有効とのことで、ひっかき傷の消毒だけで終了しました。

幸いタイ・バンコクには日本語対応してくれる病院があり、
日本語通訳のタイ人とタイ人医師が処置にあたってくれたので落ち着いて受診できました。

狂犬病

狂犬病ウイルスに感染した動物にかまれたりひっかかれたりすることで引き起こされます。
狂犬病という名前から犬だけの病気かと思いがちですが、
ねこやサル、ねずみ、リス、コウモリなど、ありとあらゆる動物が感染する可能性があります。
一度発症すると有効な治療法はなく、9割以上の高確率で死に至る病気です。

日本国内では1958年以降狂犬病の発症例はありませんが、
世界的に見ると地域によっては普通に見られる病気で、
最近では、海外旅行中に日本人が野犬にかまれ、
帰国後狂犬病を発症して死亡する例が報告されています。

動物にかまれた後、狂犬病を発症してしまうと有効な治療法はありませんが、
かまれた後すぐに狂犬病ワクチンを接種することで発症を抑えることは可能です。

暴露前接種(かまれる前にワクチン接種しておく、予防のこと)をしていても
かまれてしまうと追加接種が必要なので、必ず病院に行ってください。

破傷風

破傷風菌が傷口から体内に侵入して発症する病気で、けいれんや呼吸困難などで
死亡する可能性もあります(致死率約30%)。
発症した場合、傷口を洗い流す、破傷風トキソイドなどの投与、
抗けいれん薬の投与などが行われます。

海外では野生動物に注意。

海外では狂犬病などのリスクがあります。
傷口をなめられたり、ひっかかれたり、かまれたりすることで感染する可能性があります。
感染予防のために、
むやみに動物に近づかない。
事前にワクチンを接種しておく。
それでもかまれたり、ひっかかれたりしたら、
すぐに傷口を石鹸で洗い流す。
できるだけ早く病院を受診する。

死に至る可能性もあるので、これくらい大丈夫と思わず、
絶対に病院へ行ってください。
発症したら取り返しがつきません。

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