vol178 タイ人にハンカチを贈ってはいけない!【プレゼントのタブー】

タイで暮らす

今日はタイで言われるプレゼントのタブー、
「タイ人にハンカチを贈ってはいけない!」というお話。

 

日本にも贈り物にまつわるタブーはいろいろあり、
例えば結婚祝いに包丁などの刃物を贈るのは
「縁が切れる」ということを連想させるため
マナー違反だと言われます。

こうしたプレゼントのタブーはタイにもさまざまありますが、
その一つとして今回はハンカチを挙げてみます。

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タイでハンカチのプレゼントはなぜタブーなのか?

 

タイではハンカチは「涙を拭くために使うもの」
と考えられており、
涙を拭くような悲しいことが起きる、
悲しい別れなどを連想させるため
贈り物としては縁起が悪いと言われています。

金額的にも手ごろで、持っていれば必ず使うものなので
ハンカチはプレゼントにしやすいのですが、
タイではあまり喜ばれないようです。

日本ではハンカチのプレゼントは
一般的なように思いますが、
タイ同様に「涙を拭く=悲しいことが起きる」イメージ、
またハンカチを表す手巾(てぎれ)=手切れという音の連想から
日本でもハンカチのプレゼントをタブーとする考え方もあります。

ハンカチはもらわずに「買う」―タイドラマSOTUSより

タイをはじめ世界中で人気のタイBLドラマ
”SOTUS”という作品の中で、
男子学生エムが同級生の女子メイに
ハンカチを手渡すシーンがあります。

 


6’00あたりから。
新入生が先輩との屋外での活動中、
暑くて汗をかいているメイにエムがハンカチを渡す。
メイはハンカチのジンクスを信じており、
エムに1バーツを渡してハンカチをもらうのではなく買ったことにする。

 

ハンカチの贈り物は縁起が悪いとされているため、
ハンカチをもらう時にはお金を渡して(数バーツでOK)
ハンカチを「買った」ことにすればいいようです。

 

ただしこのSOTUSのシーンでは
1バーツを差し出すメイにエムが
「そんなこと信じてるんだね」とも言っており、
ただのジンクスと考える人も少なからずいると思われます。

 

ハンカチのプレゼントは避けるべし

ハンカチが贈り物にふさわしくない、
というのはタブーやジンクスの程度の話で
何か実害があるわけではないでしょうが、
タイ人はこういったジンクスなどを大切にする人も多いので
ハンカチのプレゼントは避けた方が無難です。

 

涙を拭く=悲しいことが起きる
という連想からタブーとされるハンカチのプレゼントですが、
そういえばアメリカの映画「マイ・インターン」の中では
ロバート・デ・ニーロ演じるベンが
「ハンカチは必ず持ち歩く、女性が泣いているときに手渡すためだ。」
と言っていました。


マイ・インターン(吹替版)

 

先ほど紹介したように、SOTUSの中でも
エムがメイにハンカチを差し出すシーンがありましたが、
贈り物としては縁起が悪くても
ハンカチをそっと差し出せる男性の優しさは
タイでも大変評価されるものなのかもしれません。

 

おまけ:タイ人ってハンカチ使うの??

余談ですが、
タイ人ってハンカチを使うのでしょうか。

以前ハンカチを買いたくて探しに出かけたのですが、
服屋や雑貨屋、デパートなどあちこち探したものの
どこに行ってもなかなか見つけられず
チットロムにあった伊勢丹(2020年8月閉店)の1Fに
数種類だけ売っているのをやっと見つけました。

タイではハンカチを売っている店が
かなり少ないように思います。

よくよく考えてみると、
そもそもタイ人がハンカチを使っているところって
ほとんど見たことがありません。

お手洗いにはペーパータオルやハンドドライヤーが
設置されているところも多いし、
暑い国とはいえ汗をかくほど歩くこともあまりないので
(歩いて15分くらいかかるならバイタクで行くことが多い)
タイ人はあまりハンカチを使う場面はないのかなと思います。

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