vol14 タイのお歳暮・ギフトバスケット「グラチャオ・ピーマイ」の習慣。

タイで働く

12月初旬、オフィスに続々と大きなかごが運び込まれてきました。
かごの中身はチョコレートやコーヒー、ジャム、クッキー、シリアルなど。
かごに山盛りで、ラップがぐるぐる巻きにされ、
かごの持ち手にはリボンがついています。
大小合わせて、15個近く。
クリスマスプレゼント?忘年会の景品とかかな??と見ていたら、
タイ人スタッフが「年末に送るギフトバスケット、グラチャオ・ピーマイだよ」
と教えてくれました。

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タイのお歳暮・「グラチャオ・ピーマイ」とは

タイには、年末年始に仕事の取引先やお世話になった方へ
贈り物を送る習慣があります。
これをタイ語で「グラチャオ・ピーマイ」と呼びます。
バスケットと言ったり、ハンパー(英:Hamper)と呼んだりもします。
その時期や趣旨が、日本のお歳暮によく似ていますね。
一般的には大きなかご(バスケット)にお菓子やコーヒー、果物などが詰められますが、
健康食品やサプリメントなどを詰めたバスケットもあるようです。


11月後半からデパートやスーパーマーケット、ホテルなどに
バスケットが並び始めます。
タイでよく見る総合スーパーBIG Cや、TOPS Marketは特設売り場ができ、
5つ星ホテルAmariやホテルオークラなどもバスケットを売り出します。
値段は1000バーツくらいから、30000バーツくらいの高級なものもあります。

このバスケットをお世話になっている取引先に送るのですが、
勤務先の会社でバスケットの話を相談しているのを見たところ、
どれくらいお世話になったか、どれくらいの取引規模か、
によって送る金額を決めていました。
金額はだいたい1000バーツから3000バーツといったところでした。

このバスケットに社長や担当者の名刺を貼り付け、
客先へアポを取り付けて、担当者がバスケットを持って訪問します。
簡単なあいさつと、来年のビジネスはどんな感じ?などと軽くお話して、
ギフトを渡して終了です。
年末になると、このバスケットを持ってのあいさつ回りで
みんなあちこちに出かけていきます。

いただいた「グラチャオ・ピーマイ」のその後

バスケットは贈るだけでなく、もちろんもらうこともあります。

バスケットをもらった後は、会社によってさまざまと思いますが、
わたしの会社では、チョコレートやクッキー、コーヒーなど、
みんなで分けて食べられるものは、オフィスのお菓子スペースに置いて、
勤務中にみんなちょこちょこと食べていました。
みんな遠慮がないので欲しい分だけ取って食べていて、
ボーっとしているとどんどんなくなります。早い者勝ちです。
その場で分けるのが難しいジャムやシリアルなどは、
飲み会やパーティの景品になったり、ひとり1個もらったりとさまざまです。

「もらったバスケット、そのまま他の会社にまわしちゃおうよー」
などと言っている社員もいたりいなかったり…。

すごく豪華に見えるのですが、実際開けてみると、
かごの底にダンボールが入っていて底上げされていたりします。
見栄えも大事ですけどね。
バスケット自体はすごく丈夫に作られたものなのですが、
毎年5個も10個ももらって、特に使う用途もないので、
とりあえず今はオフィスの隅っこに積みあがっています。
たぶん捨てちゃうのかな。。。

ちなみに今日スーパーマーケットに行ったら、
売れ残ったバスケットが値下げ販売されていました。

まだまだ知らない、タイのビジネス文化

タイに移り住んで数か月がたち、仕事にも慣れてきましたが、
「えっ」と驚いてしまうことや、日本とは違うなと思うことは、
まだまだたくさんあります。

「郷に入っては郷に従え」
また明日も、タイで、タイ人と一緒に、タイスタイルで働きます。

というわけで、
今回はタイのギフトバスケット、「グラチャオ・ピーマイ」のお話でした。

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