vol113 タイ現地採用のあなたが直面する駐在員との格差。

タイで働く

タイ就職を目指す人へ。

タイが好き、グローバルな環境で仕事をしたい、
日本が生き辛い、海外移住したい、
いろいろな理由があってタイ就職を目指していると思いますが、
現地採用でのタイ就職、よく考え直した方がいいですよ。

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タイ現地採用の生活とは。

これまでもこのブログでご紹介してきましたが、
駐在員ほど待遇がよくない現地採用といっても
基本的にはちゃんと普通の生活ができます。

vol56 タイ現地採用の生活費2020年3月編。タイで生活やっていけてる?
20代女性バンコク現地採用の、2020年3月の家計を振り返り。現地採用でやっていけるの?生活費どれくらいかかるの?貯金できる?遊びに行ける? 気になる方のご参考に。3月分の支出すべてお見せしてます。

中心地から外れたり、駅から遠いといった制限はつくかもしれませんが、
ジム・プール付きのコンドミニアムにも住めます。

毎食となると金銭的に厳しいかもしれませんが日本食も食べられます。

飲み会やカラオケも行けるし、
日々の家計管理をしっかりすればたまには旅行する余裕もできます。

わたしも月に1.2回は飲みに行ったり
週1でカフェのはしご遊びをしてパンケーキを食べてまわったり
ちょっといいかばんを買ってみたり
かなり好きに遊びながら、しめるところをしめて貯金もできています。

普通に生活するだけなら何ら問題はありません。
でも、もしあなたと一緒に働いている駐在員が
あなたの2倍もお給料をもらっていると知ったらどうですか?

あなたがきっと直面する駐在員と現地採用の待遇格差

駐在員と現地採用の待遇の違いについては調べればすぐに出てくるので
そういう格差も分かった上で現地採用を希望すると思います。

でも、ネットで見たり人に聞いて知る格差が、
実際自分の目の前に「格差」として出てきたとき、
やっぱり「あの人と自分とではこんなに待遇の違いがあるんだ」
と心がピリッとしてしまうことがあります。


同い年なのに一方は駐在員だから自分より2倍も給料をもらっているとか、
同じくらいかそれ以上に仕事をしているのに
ただ駐在員だからという理由であの人の方が給料がいいとか、
そういうことが実際に自分の身に起こります。

話に聞いて知っているのと、
実際それが自分に起こるのとは、
ずいぶん感じ方が違います。
分かった上で現地採用として働いていても、
それは理不尽な格差に感じられます。

駐在員と現地採用の格差には
どんなものがあるでしょうか。

給料


通常、駐在員は日本と駐在国とで給料が支払われます。
年齢や役職で異なりますが、
一般的にタイ駐在では基本給が増えたり、
海外赴任手当がついたりすることによって、
額面で1.5倍程度収入が増えると言われます。

仮に日本勤務で手取り月25万円もらっていたとすると、
タイ駐在によって25万円×1.5=37.5万円になります。

一方、タイ現地採用の月収はざっくり5万バーツ〜と言われます。
少し上に見積もって手取りで月6万バーツとしても、
日本円にして21万円(1バーツ=3.5円の場合)。

駐在員と現地採用では月10万円以上、
年収にして100万円以上の差が生まれます。

ドライバー&車

タイ駐在員には基本的に車とドライバーさんがつきます。
仕事の営業回りに使うのはもちろん、
毎日の通勤や、休日のゴルフ送迎などに使える場合もあります。
日本では首都圏郊外から1時間以上満員電車で通勤していた会社員も、
タイに来た瞬間ドライバー付きでまるで重役。
(バンコクは渋滞がひどいので結局通勤に時間がかかる、
という難点はありますが・・・)

一方、現地採用では車とドライバーさんはつきません。
どこに行くにも電車やタクシーを使うことになります。
雨季のあるタイでは、どしゃ降りの雨が降って
道路が水たまりでぐちゃぐちゃになることも多いですが、
そんな中を雨に濡れながら泥を跳ねながら出勤したら、
駐在員は車出勤、涼しい顔でオフィスでコーヒー飲んでいたりします。

※ただし現地採用でも、
外回りの営業がある場合などは社有車とドライバーさんがついたり、
社有車貸し出しで自分で運転したり、という場合も多く、
そのまま直行直帰で実質車通勤、のようなこともあるようです。

家賃補助

駐在員には家賃補助が出ます。
会社によって条件はまちまちですが、
家賃上限を決めて全額補助、半額補助などという形態になります。

バンコク勤務の場合、
日本人はプロンポン、トンロー、エカマイ(いわゆるスクンビットエリア)
に住む方が多いですが、
この辺りだと単身世帯で家賃月3万バーツくらいが普通でしょうか。

家賃については会社によってかなり幅があるのですが、
いずれにせよ補助がつく場合がほとんどです。

一方、現地採用では家賃補助はつきません。
月収で駐在員とは10万円以上の差があるのに、
さらに自分で家賃も払うことになります。

現地採用の方はだいたい家賃1万5000バーツ前後の
コンドミニアムに住む方が多いようです。
この予算だと、スクンビットエリアの駅前で探すのは難しく、
少し駅から離れるか、
あるいは中心部から少し離れたオンヌット、ウドンスックあたりが
候補にあがってくるなど、
条件に妥協が必要になります。

それでも十分、ジム付きのきれいなコンドミニアムに住めるのですが、
家賃という大きな出費を会社に負担してもらえるかどうか、
というのは大きな違いですよね。

駐在員との待遇格差を我慢できますか?

駐在員と現地採用との待遇格差の中でも
代表的なものを取り上げましたが、
ほかにも待遇格差はありますし、
給料が違うので暮らしぶりにも大きな差ができます。

駐在員なら毎日飲み歩く金銭的余裕もあるし、
いいところに住めるし、
好きなもの食べて好きなもの買って、
お金に困ることはない、と言っていいと思います。
会社員としての身分も安定したものです。

現地採用は普通の生活はできますが、
贅沢できるほどたくさんの給料はもらえないし、
会社の補助もないし、
会社の業績が悪くなってリストラするとなったら、
当然現地採用の日本人がまずクビを切られます。

実際このコロナ禍でリストラされた現地採用は少なからずいます。

もちろんこういったさまざまな待遇格差を分かった上で
雇用契約にサインするのですが、
実際にこの格差を身をもって体感したとき、
現地採用のあなたは我慢できますか?
不満をグッと飲み込めますか?

この「身をもって体感する」って本当にきついんですよ。
ましてや駐在員の方が年下だったりすると、
プライドずたずたですよ。

この格差を分かった上で、
それでも現地採用を目指すならいいのですが、
ここに少しでも疑問を感じる人は
自分の目的を達成できる現地採用以外の方法を考えてください。


セカ就! 世界で就職するという選択肢

vol57 タイに行ったことないけど、いきなりタイで就職しても大丈夫?
今日は海外就職、「タイに行ったことないけど、いきなりタイで就職しても大丈夫?」というお話。旅行なら気軽にひょいっと来られますが、就職となると通常、年単位でその国に住むことになりますからね。 仕事のことはもちろん、生活の心配というのがあると思います。 わたしもタイ未経験でいきなり住み始めましたが・・・。

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