vol59 バンコク・新型コロナウイルスの記録(2)

タイで暮らす

前回の記事「vol58 バンコク・新型コロナウイルスの記録(1)」に続き、
これまでのタイにおけるコロナの発生状況や国の対策、街の様子などを、
いくつかのトピックを時系列順にピックアップしながらお伝えします。
vol58はこちら。

vol58 バンコク・新型コロナウイルスの記録(1)
世界中で新型コロナウイルスが大流行し、 各国で経済活動停止、ロックダウン、フライトの運休など、 大変な状況ですが、いかがお過ごしでしょうか。 今回はタイで新型コロナウイルスの感染が確認された1月13日~3月1日までの記録を、いくつかのトピックをピックアップしながらお伝えします。

なお情報元は在タイ日本大使館やWHOの発表など
信頼できるものをソースとし、情報元も記載するようにしますが、
ご自身でもよくお調べになってください。

スポンサーリンク

2020年3月初旬 デマは海を越え・・・トイレットペーパー品薄騒ぎ

2月末から3月初めにかけて、日本でTwitterなどのSNSを中心に
「トイレットペーパー、ティッシュが品薄になる」
といった無根拠なデマが流れ始めます。

このデマが海を越え、バンコクの日系スーパーでも一時、
トイレットペーパーが品切れ・品薄になる、という騒ぎに。

ただし、日系スーパー以外のTESCO LOTUSやBIG Cなどでは、
いつもと変わらずトイレットペーパーは山積み。

日本ではこのデマによって品薄状態が長らく続いたようですが、
バンコクの日系スーパーでは、早々に在庫から補充されていました。

2020年3月12日 新型コロナウイルス集団感染 発生はトンローか

タイ保健省は3月12日、香港からの旅行者を含む11人が、
集団感染(クラスター)したことを発表しました。
彼らは15人で集まって、酒やたばこを回し飲みしており、
うち11人がコロナウイルスに感染していたとのことです。

タイ保健省発表20200312

また保健省からの公式発表はないものの、
一部ではこの集団感染がバンコク・トンローで発生したとの報道がありました。
トンローは日本人も多く住み、飲み会などで立ち寄る人も多いエリアであるため、
日本人の間でも大きな話題になりました。

2020年3月14日 タイで初 日本人の新型コロナウイルス感染を確認

タイ保健省は3月14日、タイ国内に住む33歳の日本人男性が
新型コロナウイルスに感染したことを発表しました。
これが、タイ国内で日本人の感染が確認された最初の例となりました。
日本への渡航歴がある妻の母親が新型コロナウイルスに感染しており、
妻も新型コロナウイルスの感染が確認されており、
この日本人男性も家族内で感染したと考えられます。

タイ保健省発表20200314
NHKニュース

2020年3月17日 ソンクラン休暇の時期変更を閣議決定

タイ政府は3月17日、4月13日~15日に予定されていたソンクラン休暇の
時期変更を閣議決定したと明らかにしました。

ソンクランとはタイにおける旧正月のことで、
長い連休の間に田舎に帰ったり、町で水かけ合戦をしたりと、
タイの中でも盛り上がるお祭りごとです。
ソンクランを目当てにタイに来る旅行者もいるほどですが、
お祝いで人が集まることによって感染が拡大する、
また連休中に帰省して地方へ感染が拡大する恐れがあるため、
今年のソンクラン休暇は延期されました。
Bangkok Post20200317

2020年3月18日~ バンコクおよび近郊地域の娯楽施設の営業禁止

タイ政府は3月17日に、バンコクおよび近郊県の娯楽施設を、
3月18日~31日まで営業禁止とすることを発表しました。
これによりパブ、バー、映画館・タイ古式マッサージ店、
マッサージ店、ムエタイスタジアムなどが営業禁止となりました。

いつもならネオンがギラギラのタニヤ通りやソイカウボーイも、
明かりは消えて真っ暗になりました。


平常時のソイカウボーイ。

一部の居酒屋やアイリッシュパブで営業していた店もありましたが、
お酒を飲むところでなく食事をとる店として線引きがされたと言われています。

この発表では、レストランやカフェ、屋台などは営業禁止の対象外です。
Bangkok Post20200318
タイ政府20200317
大勢の人がバンコクから地方へ帰省しないようにと
ソンクラン休暇を延期したにもかかわらず、
マッサージ店やバーなどが営業禁止になったために
仕事がなくなり収入の途絶えた多くのスタッフが、
タイ国内の地方や国外へ帰省したとのことでした。

2020年3月21日~ タイ入国時に非感染証明書と保険証書の提示を義務づけ

タイ民間航空局は3月18日、航空会社に対し、
搭乗手続き時、日本を含む感染多発地域からタイに入国する人につき、
以下2点を確認するよう通達、3月22日から適用されました。
・新型コロナウイルス非感染証明書(英文)
医療機関などで搭乗の72時間前までに発行されたもののみ有効

・新型コロナウイルス感染を保障できる10万米ドル相当の保険加入の確認

日本大使館からのお知らせ20200319
タイ民間航空局(CAAT)20200319

国として入国禁止措置は取らなかったものの、
この通達が実質外国からタイに入国させないための措置だ、
とも言われています。

この適用後も、非感染証明書と保険加入のうえタイに入国できた人もおり、
3月25日ごろには若い男性の日本人(Youtuber??)がタイに渡航し、
14日間の自宅・ホテル等での待機要請に従わず、
バンコクやプーケットを旅行していたようで、
Twitter上でタイ在住日本人との間でやりあい、炎上していました。

2020年3月22日~ バンコクの商業施設の営業禁止を拡大

タイ政府が3月21日、3月22日~4月12日まで人の集まる施設の
営業禁止を発表しました。

誰もいないショッピングモール。ひっそり立つマネキンがさみしい。

3月17日に発表されたものから、対象施設も期間も拡大されました。
スーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストア、銀行などは営業していますが、
ショッピングモールやレストラン(テイクアウト・デリバリーのみ可)などが
追加で営業禁止の対象となりました。

日本大使館のお知らせ20200323

コロナウイルスを振り返る(2)

3月初めごろまでは国のルール上はまだ普通に出歩けて、
ショッピングモールやカフェなども営業していましたが、
すでにお客さんもまばらな状況。
3月18日の娯楽施設の営業禁止以降、
これまで行っていた飲み屋やマッサージ屋が閉まったり、
コンドミニアムのジムやプールも感染防止で閉鎖されはじめて、
日々の生活もかなり変わったように思います。

こんな時なので仕方ないですが、
休日の娯楽はほとんどなくなりましたね。

ソンクラン連休には日本への一時帰国を予定していた
在タイ日本人の方も多いと思いますが、
一度タイを出国してしまえばタイに戻ってくるのがかなり難しいこと、
ソンクラン休暇が延期になったこと、
自分が万が一感染している場合にウイルスを拡散してしまう恐れがあること、
からほとんどの方は一時帰国はあきらめたことと思います。

なお、新型コロナウイルスの感染者数や状況、
渡航制限などの情報は、
WHO(世界保健機関)や日本の厚生労働省HP、
タイ在住の方は在タイ日本大使館のHPなどで確認することができます。

WHOの新型コロナウイルスの世界感染者数などを確認できるダッシュボード
WHO coronavirus disease situation dashboard

次の記事でも引き続き、
コロナウイルスの記録をお伝えします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました